2008年6月厳しい薬毒排泄の浄化を乗り越えて

<体験記>
  
                    津市 喜多弘美
 地上天国祭おめでとうございます。三重支部の喜多と申します。三重支部発会式の後すぐに、厳しい御浄化をいただき御守護賜りましたことを御報告させていただきます。
 三重支部発会式で濵口さんから報告がありましたが、「犬の散歩をしていたら雨に降られ家に戻る直前にすぐ傍に雷が落ち、火花が後ろから頭をかすめ1メートル先へ落ちました。ひとつ間違えば自分に落ちていました。」という報告内容は私のことです。この時に私は今まで所属していた教団を退会することを決意いたしました。そして、メシヤ講座を読み直し、「真善美完き恒久平和の理想世界実現に向けてメシヤ様の御手足として年寄りではありますがお使いいただきたい」と御神前に奉告させていただくことができたのです。
 それから「浄霊法講座」の御教えで薬毒について必死に拝読いたしました。薬毒の御教えは私の人生に大いなる警鐘を鳴らすものでした。それは、私は薬品店を経営していたことがありまして仕事柄大量の薬を服用していたからです。私としては患者さんのことを考えて、新しい薬が出たらまずは使ってみてどのような効果があるのかを自分で体験し、患者さんに説明していたのです。それは貼薬、服薬、健康食品などあらゆる家庭薬に及びました。
 御教えを拝読し、薬毒の恐ろしさを頭で理解できたと思っていたら、今度は自分の身を持って体験することになったのです。
 四月二十七日 
急に首筋が張り、痛くて右にも左にも動かすことができなくなりました。この時は寝違えたと思いました。翌日になって肩もつり手を上げることができなくなりました。支部で夕拝させていただいた後、浄霊をいただきました。初めは頭全体がジンジンとして気持ちが良くなり、後頭部をしていただいている時は左の鼻の奥の方で冷たい水が頭の中をヒタヒタと下り流れていくのを感じ、左の耳が痒く、後頭部、耳の両脇と首の側面がジンジンとし、頭を柔らかくジューと絞るような感じでした。
 “ああ、これでもう治していただいたんだな”と、1回の御浄霊で首もよく回るようになったし、まだ少しの痛みを感じるが前よりもズッと軽くなり、有難く思い家に帰りました。そして浄化を甘く見ていた私は、翌日老人会の卓球クラブへ行ってしまったのです。
 その夜、テレビを見ていたら小指先くらいの黒い血の塊が右の鼻から出て、その後少しの出血がありました。
 四月二十九日 
頭が重かったが犬の散歩には行けました。支部での朝拝の時、首、肩が今まで以上に重く痛くなっていました。「これはどうしたことであろうか?何か間違ったことがあるのだろうか?」と悩みましたが、朝拝で唱和させていただいている『るナ三訓』にある「怒るナ 威張るナ 早まるナ」の「早まるナ」を教えていただいているのではないか。浄化に御守護いただいた、もう治った、と。もっと養生しなければいけないのに早まって、あろうことか卓球をしてしまった。これが原因だ。このことを教えてくださっているのだ、と思わせていただきました。そして、メシヤ様に心から「お許しください」とお詫びさせていただきました。すると気分がとても楽になりました。また、この浄化をいただいたからには薬を止めることにいたしました。
 四月三十日 
夕拝の時、濵口さんに「足元がおかしい」と言われ足が痛いわけではないのになと思いながら御浄霊をいただきました。その時は鼻の左側の奥でヒタヒタと冷たい物が流れ、カラカラの渇いた咳が頻繁に出だし、右足が小刻みにブルブルと震えだしました。
 濵口さんから「頭の関係の御浄化だと思われるので大静脈、大動脈のあるお臍の両側をよく自己浄霊するように教えていただき、その夜は座っても寝ても痛いのでソファに腰掛けて自己浄霊し痛みに耐え続けました。深夜零時ごろお腹が鳴り出し、ゆるい便が出ました。尿は薬特有の臭いがしました。三時ごろやっとの思いで布団に入りましたが、寝返りが打てなくなりました。
 五月一日 
後ろの首全体が硬くなり、少しでも首を動かすと激痛が走ります。支部へ朝拝に行くのがとても辛かったがやっとの思いで御神前に座らせていただくと、何とも言えず気分が良く、この至福の時間をいただけるのであればどんな苦痛にも耐えて感謝に代えることができると思わせていただくことができました。
 どうにかお風呂に入り、着替えができないので足だけを使ってやっと簡単なものを身に着けました。また、頭の中、首の中、こめかみの中に痛みを感じ、何も食べてないのに便が柔らかく、尿も臭いのが三回も出ました。
 この日、夕拝を終え私に浄霊を取り次いでくださってから、濵口さんご夫婦は大分の本部へ参拝するため出発されました。
 五月二日 
浄霊をいただけなくなり、心細かったですが、夜電話で様子を聞いてくださり、大変嬉しく思いました。
 そして、「体力がなくては浄化を乗り越えられないので、何か食べた方が良いですよ」とお話くださいました。何とかバナナ1本と牛乳1カップ食べることができました。夕方に真っ黒な便の塊と、粒々状の白いシリカゲルのようなものが大量に混じっている水状の便とが一緒に出ました。
 五月三日 
後頭部と首の痛みが熱感と共に和らいできました。しかし、肩が全体に痛み出しました。咳をすると響いて痛くなりました。
 そして、左の腕と肩の苦痛が和らぎ右の方が左よりきつい状態となりました。臍の左右は腎臓を前から浄霊していることにもなるとお聞きしましたので、動かすことができるようになった左手で自己浄霊を徹底しました。
 すると、痛みは右肩から腰に移っていきました。九州へ行っている濵口さんから毎晩電話で励ましていただき、経過を報告させていただきました。
 濵口さんは、本部の御神体奉斎記念祭に参拝するため帰ってくるのが遅れるとのことでした。この夜は九州から遠隔浄霊をしてくださった、と後から聞きました。
 五月四日 
半日ほどで痛みが尾?骨まで下りてきました。咳が出ても響いて痛むのが腰に移動しましたので耐えやすくなり、思いっきり出しました。すると、黄茶色の塊状の卵大の粘りのきついものが、ねじ切るようにして二個出ました。鼻からはマヨネーズ状のものが三回出ました。
 「過去に大量に体内に入れた薬毒を浄化により色々なものに形を変えて体外へ出していただいているのでしょう」と教えていただき安心しました。
 五月六日 
午前中に九州から帰られた濵口さんが真っ先に訪ねてくださり、待ち望んでいた浄霊をいただくことができました。そして、自然米でお粥を作って持ってきてくださいました。ずっと食欲がなかったのですが、おいしくて二人前ほどあったのを完食でき力が付いてきたように感じました。でも、時々熱感があり、そのたびに掌と足の裏に床に付けば音のする水糊のような汗が出ました。

 朝拝後、御浄霊をいただいた時に、「今日は御神前で休まれたらどうですか」と声を掛けてくださいました。左膝が痛み出し、歩くのも苦痛でしたが、孫に手を引かれて支部までの数十メートルを歩きました。
 その夜、楳木先生に電話を取り次いでいただき、何をお話したかは覚えていないのですが、「薬は使っていない」と訴えていたように思います。以前の私でしたら手持ちの薬で症状を抑えてしまったと思いますが、今は素直に浄化をいただこうと心に決めている自分に驚きました。先生は「浄化が終わったら楽しみだね」と仰ってくださり、泣きたいやら安心やら本当に複雑な気持ちでした。
 そして、支部にて濵口さんご夫婦から徹底的に御浄霊をいただきました。先生に浄霊の急所を聞いてくださり、脊髄と尾?骨の交わったところを集中して御浄霊いただきました。
 この夜は何日かぶりに深い眠りに付くことができ、ありがたく思いました。
 翌早朝、濵口さんがマスクと手袋をされ御尊影、メシヤ観音様、メシヤ大黒天様、御神床を白布巾でで浄めておられ、神様に対する姿勢に心を打たれました。
 そして、何とも不思議な光景を見させていただきました。向かいの窓から朝日が入り始め、やがて御神前まで届き、朝日の光と御神体のお文字が一体となって輝きだしたのです。
 次に、御神体の黒の「ヽ」とその周りの白い部分の輪が浮き出て球体になり、その中心には瑞々しい黒色の「ヽ」が鎮まっておられる感じで、その球体の輪郭からパッパッと光が放射され音が聞こえてくるかのよう
に噴出しているのです。やがて穏やかな細かな光の放射状となって輝きだしました。球体は水晶とか水ではなく空気か酸素の塊かと思えるような光景でした。
 “今までにない素晴らしい御神体を私達の支部はいただいている。何と有難いことか”と思わせていただいた瞬間でした。
 ふと気が付き頭髪を触ってみました。何とあんなに刺すように痛かったのが嘘のように消えていたのです。そして、出勤前の忙しい時間帯にもかかわらず、濵口さんから御浄霊をいただき本当に有難く思いました。朝食もお粥をご馳走になり、奥さんに家まで連れて帰っていただきました。
 毎日支部の御神前でいただく朝夕の御浄霊により徐々に良くしていただきました。
 五月九日 
この日は月次祭で、参拝を楽しみにしていました。朝は上向きのままスーッと起き上がれました。右手の痛みもありません。しかし、左膝の裏の筋が動かす度にひきつって、折っても伸ばしても痛いのです。月次祭の参拝は椅子をお借りして御浄霊をいただきましたが、夕拝の時には頭をちゃんと下げられ正座までできるようになっていました。帰りには今までで一番軽く歩くことができました。

 五月十三日 
左の鼻から黒い塊と一筋の血が出ました。
 五月十四日 
卓球に行ったが、あまり疲れませんでした。
 五月二十日 
首、肩にニキビ状の出来物ができ、とても痒くなりました。現在ではこれも良くしていただきました。
 今回の大浄化で、今まで何となくしか理解していなかった薬毒の恐ろしさを身を持って体験させていただきました。今から思えば、家の者に言えば救急車を呼ばれ病院へ行っていたことだろうと思います。近所の濵口さん宅が支部として活動を始めたこの時期にいただいた浄化だったからこそ、こうして薬を使わずに乗り越えることができたのだと思います。
 最後になりましたが、一人でも大勢の人達が素晴らしい支部の御神前で御浄霊を受け、メシヤ様の厚き御守護を賜りますことを祈念させていただき御守護報告とさせていただきます。ありがとうございました。