2023年9月10日日曜日

覚りの旅  令和5年8月 月次祭を終えて

 令和5年8月1日

   覚りの旅  令和5年8月 月次祭を終えて

三救責任者
月次祭おめでとうございます。


参加者一同
おめでとうございます。

三救責任者
非常に暑いですね。
記録的な暑さだそうで、大きいスパンで見ると、地球が始まって12万年ぶりの暑さだということが、昨日の日経の夕刊に出ていました。12万年ぶりということは、12万年前の気候の状態が何でわかるの?と思いませんか?

参加者
うんうん。思います。どうやって計測を?

参加者
地層か何か?

三救責任者
そうそう。古気候学という学問があるんですね。地層、氷や雪の層に含まれる気泡。大気を氷に閉じ込めて層が連なっていくので、12万年前の層から、遥か昔の大気のサンプルが保存されてるわけですね、地層の中に。その層を調べる学問によって、12万年ぶりだと。
過去10年間の年間平均気温は毎年のように最高記録を更新している。12万5000年ぶりの暑さだ ということが分ってきているそうです。スゴイですねぇ。
12万年前って日本はどんな暮らしをしていたかって想像つきます?
12万年前で調べると、日本列島の旧石器時代の始まり。ある説によるとね。旧石器時代はいつからかというのは4万年前からだと言う人もいるし、12万年前からだと言う人もいて。
12万年で調べていてウィキペディアで出てきたのが、12万年前は日本の旧石器時代の始まりであった。これは、島根県出雲市の砂原(すなばら)遺跡の出土石器の分析結果からということだそうです。
12万年前というのは旧石器時代の始まりだったという説がある。そういう時代です。
途方もない数字ですけども、人類ってアフリカが始まりだというような話もあるけども、今、骨を調べていくと、遺跡から、ネシェル・ラムラ人というのが47万~12万年前まで。場所的には地中海の東海岸辺りから見つかった。それが、移動してきたんだろうと、今までの学説を覆すような発見がされております。
14万年~12万年前の遺跡が出てるそうです。スゴイですね。ネシェル・ラムラ人というのは約20万年前に出現したホモ・サピエンスと約10万年の間、この地方で共生していた。だから、ホモ・サピエンスとは別の人類。
ここで何が言いたいかというと、私達が天照大御神様とか国常立尊様とか、話をしているのは、3000年前とか9000年前とかの話ですね。その時代、神格を持った人間が居たんだということは御教えにも出てきますので、「人間向上すれば神となる」という神様、肉体としては人類の進化によって骨格も変わってきて進化して。そこへ、宿る・・・霊と体ですから、神格を持った霊が宿れば、メシヤ様も御体を持ってこの地球上に御生まれになっておるわけで、それが、メシヤ様がメシヤ様たるゆえんというのは、昭和25年にミクラタナの神様がお腹に宿られてメシヤとなられたということですので、神格を持った神様が宿ると。3000年前というのは神格を持った人間がいた時代であると。だから、それまでは霊と体がどういう風になっていたかは分からないです。霊の方はね。「堕落すれば獣となる」とありますから、獣から神様の間が非常に長い間だった。進化してくる時代というのは長かったんだなと思います。
12万年ぶりということから、そういうことが今日、調べて分かりました。

それでは『文明の創造』の拝読をお願いします。

参加者
『文明の創造 唯物医学と宗教医学』 拝読

三救責任者
はい、ありがとうございます。
今のところをもう一度復習させてもらいますと

真の医学とは
・真の健康体とは病気からの解放
・病なき世界の実現に近づくのが真の医学
・真の医学は事実を根拠とすべきである。

唯物医学と宗教医学ということで、
唯物医学
・変態 不自然死
・病で死ぬ原因は霊の曇りである。
・霊の曇りの発生源、病の根本は何かというと
①人間の罪        ・・・宗教しか解決無理
②薬毒          ・・・余毒 残る
③肥料  糞尿 化学肥料 ・・・余毒 残る
・化学薬剤によって悪性の病が増加
抗生物質を使えばそれに勝つ菌がまた出てくるというのと同じようですね。

宗教医学
・自然死 百歳以上生きるのが本当。
・肉体+精神 両方をを健康にする。
・貧困、戦争を解決する。

真の医学とは宗教医学である。
化学薬剤を捨て去り、浄霊で肉体も精神も健康にしていく。
罪の問題は宗教でなければ解決できないが、その力のある宗教は、
メシヤ様信仰しかない。
このことを全世界の有識者に知らせるのが『文明の創造』の役割です。

これ、『文明の創造』を有識者にと書いてあるけども、私たちは、webとか音声配信で、全世界の人々にメシヤ様の御教えを、浄霊を、伝えてまいりたいと思っております。
有識者のみならずということですね。

次にメシヤ講座から学ばせていただきます。
平成26年10月度ですね、
◎『文明の創造』『唯物医学と宗教医学』を拝読して ということで、 
『そうして医学本来の目的は、人間の病気を完全に治し、真の健康体を作るにあるとしたら、それが現実に現はれなくてはならない事である。』
とあります。
私たちの御神業というのは病気に囚われている人間を〝病気の心配から開放して〝自由の身にしてあげる″取り組みであると思いますので、メシヤ様が強く思われていることを最初に確認させていただきたいと思います。

◎私たちの使命は、さらに大きなものになっていく。
『此(この)意味に於て一日も早く此(この)医学を世界人類に知らせ其(その)恩恵に浴せしむべきではあるまいか。』
メシヤ様御昇天後世界人類に知らせることができておりません。
人類全体からすれば、〝世界人類に知らせるという取り組みは進んでいない″と言わざるを得ません。私たちの使命は、〝さらに大きなものになっていく″のではないかなと思います。

◎『天国の福音書』のメインは〝病気を解決する″ということ
『従って之こそ言語に絶する程の、偉大なる福音である事は言ふ迄もない。』とありますので、『天国の福音書』のメインはこの〝病気を解決する″ということであります。

◎浄霊の基本
今朝は、Hさんに、『祈りの栞』の改訂版を作成することになったので、新たに校正をお願いしたところです。そのあとには『浄霊の基本』ということをもう一度作り直すべきであろうと思っております。と言いますのもメシヤ様は『浄霊の基本』ということについては説いておられないのです。メシヤ様御昇天後二代様が「祈りの浄霊」とか「浄めの浄霊」ということで体制を整えることを進めました。みなさんは浄霊の順序ということはどのように教わったでしょうか。

と色々話があった中でまとめたのがこの本、『入門と奥座敷』 ですね。
浄霊力伝授させて頂いて、これを読んで説明するわけですけども、教団によっては左、右、左、右と交互に段々下の方へおりていき、前を終えたら後ろを、としているところが多いですね。○之光もそうでしたね。そうではなくて、二代様の時代にまとめられた教えの中で、真ん中には中枢系がありますので、真ん中の線は大事ですよとお話しになられたわけです。真ん中、左、右というのもあったけども、色々試行錯誤して、先生も実験されて、真ん中を縦にズーッと下まで、次は左(霊)を縦に、そして右(体)を縦にということで、これを基本として欲しいという話がありました。
色んな経緯があってこういう風にまとめられたんだということを知っておいて欲しいと思います。

(先生)今はどこの教団も真ん中は教えていないようですね。
真ん中には免疫の中枢もありますし臍は人体的には親と繋がっていたところですので肉体的には中心になっているわけです。急所もありますしね。
浄霊の基本をメシヤ教としてはこれから統一していきたいと思います。支部によって教え方が違うのではおかしいですからね。
今月私は自己浄霊をいろいろと試しているところです。来年の初めに確立したいなあ、と思います。

こういう話があった上で、これをまとめたということですので、知っておいて欲しいなと思います。
経緯として、昔の○○先生の教会の人たちは左を縦にズーッと下まで浄霊して、右をズーッと下まで浄霊をするというように教えられたそうです。そして、二代様の真ん中も大事ですよということがあって、それを合わせて真ん中→左→右、これを基本としたいということで、こういう風にまとめたということです。

『入門と奥座敷』の中に、『浄霊力伝授』をする時に最初にお話しする内容を、基本の基本ですので確認しておきたいと思います。

浄霊力伝授
一、浄霊力は誰にでも身につく
絶対的救済力である浄霊力は、誰でも、今すぐ身につけることができます。
 まず、混迷する現代社会を救ってくださろうとしているメシヤ(救世主)様の御存在を認識してください。そして、メシヤ様から流れてくる光をイメージして自分の手の平から相手に照射してください。それが浄霊を取り次ぐ行為です。
二、浄霊の原理
 メシヤ(救世主)様の御存在を認識すると、メシヤ様と自分との間を繋ぐ霊線が太くなり、強く光が流れてきます。その光を手の平から放射すると救済力を発揮します。
 人間は、もともと手の平から光を出すことができるのですが、物質偏重思考の影響を受けているため、忘れているのです。
三、浄霊の基本
 浄霊を取り次ぐ時の基本は次の三点です。
(一)、上座から取り次ぐ
(二)、手の力を抜いて取り次ぐ
(三)、光が相手を貫いていく想念で取り次ぐ
(相手の後ろに目標を定める。坐る場合は後ろの壁、寝ている人には布団の下の畳やベッドの下の床、というように)
 浄霊は上座から取り次ぎます。
上座の目安は、神床や仏壇のある部屋ではそちら側、ない部屋では入り口から遠い側です。また病室などでは臨機応変に対応していただいて結構です。
 手は相手より30cm~60cmほど離して、時間は前後合わせて5~30分が目安ですが、前面の2倍から5倍が背面の時間と考えてください。しかしあまりとらわれず、気楽にどんどん取り次ぎましょう。
四、浄霊を取り次ぐ順序(前面)  (図略)
五、浄霊を取り次ぐ順序(背面)   (図略)
六、浄霊力を強化する心
 光の本質は愛ですから、愛の大きく深い人ほど浄霊力は強くなります。
また、誠のある人、負けん気の強い人も強くなります。
 ただし、病人等を〝何としてでも治したい〟と思い過ぎると執着となり、良い結果は生まれません。
〝すべてをメシヤ様におまかせする〟という気持ちで取り次ぐことが大切です。
七、浄霊は宗派を超えて
 浄霊を取り次ぐために、今までの宗教団体を脱会する必要はありません。
 唯我独尊的な料簡の狭いことでは、いつまでたっても世界平和は実現しません。
この世の中を救済し、理想世界づくりへ導こうとされている御存在があり、力を発動されていることを認識していただければ結構なのです。

浄霊の基本を『浄霊力伝授』からお話しさせて頂いたところで、自己浄霊について。
○之光教団の方ではあまりやっていませんでしたよね。

参加者
うん。

三救責任者
○○教団の時はどうでした?

参加者
前の教団の時は勿論徹底してするような形で。急所の発見はメインだったので、常に急所発見の探査、それが主でした。熱があって、コリがあって、苦痛があってというこの3つを・・・・・。

三救責任者
自己浄霊については○○の方ではしっかりやっていたということですね。ただ、探査という昔ながらのところが入っていたということですね。岡田式浄化療法というところからの流れの、押して・・という。だから、○○系統の人というのは押してしまったりするんですね。離してというのが基本です。探査=浄霊のように思ってしまっている人もいるということですね、流れ的に。
自己浄霊ということであれば、全くしないところもあったり、探査からしていくところもあったりしていたわけですけども、メシヤ教の時には基本的には自己浄霊。参拝の時には人から頂きますけども、先生も自己浄霊されていました。自己浄霊という中で、一番はメシヤ様がミクラタナの神様がお腹に宿られる時の昭和25年の時に、自己浄霊されているわけです。「一つの神秘」という中に出てきます。

一つの神秘
『栄光』83号、昭和25年12月20日

確か六月十三日であった。朝から何となく腹が痛いので、そのままにしていたところ、午後になると下腹部一面が猛烈な痛みとなって来た。多分急性腹膜炎だろうと思ったのは、何しろ私の身体も、昔の薬毒がまだ相当残っていたから、その塊が溶けはじめたに違いないと思って、自分で浄霊したところ、どうやら我慢出来る程度にはなったが、まだ何となく気持の悪い痛みが続いた。いつもなら二、三十分も浄霊すれば治ってしまうのに、この時ばかりは半日経っても、一日経ってもすっきりしない。とうとう一晩中大した程でもないが、痛み通しで翌朝になってしまった。そこで私も不思議にたえず、神様のお知らせを仰ぐと、これは大きい御経綸のためで、止むを得ないのだから、少しの間我慢せよとの事なので、どうしようもなかった。

とあります。浄化して、浄霊して、浄めて、そして神様が宿られた。
最高の自己浄霊の場面であると思います。

それから、昭和26年12月23日、御生誕祭御講話ということで、メシヤ様はあらゆる病気を経験されたということで、薬も人一倍、うんと入っています。この薬毒ということは御自身で経験されておられるわけですね、それで「始終自分で浄霊している為に、年々それが減っていくので、健康を増していくんですね。」ということで、メシヤ様も始終自己浄霊をされておられたということが、分るかと思います。
それで、「今の予想でいくと、百は大丈夫ですね。それから先は養生法で長生きしようと思ってますがね。養生法というのは、現代医学から言えば、不養生法になりますね ――うんと粗食するんですからね。長生きしたかったら、年を取ってから菜食するに限るんですね。」

これは社会活動している時に粗食にするようにとは言っていませんからね。何でもかんでも菜食ばかりにすればいいんだという風に偏った思想は読み間違っているということですね。百歳を超えたらと書いてあります。活動していくにも野菜以外にも必要なものは取っていかないといけないということですね。

昭和28年の御教え集からですけども、精神病の事が書いてありまして、
とにかく精神病は、人ばかりではないので、自分でもおかしいところがあると思ったら、自分で浄霊するのです。
吉田首相の“馬鹿野郎”発言がこの頃あったんですね。
・吉田首相の“馬鹿野郎”も発作的の精神病です。
・後では後悔したでしょうが、総理大臣が発作的に精神病になるのですから、日本人全体が精神病と言っても間違いないでしょう。
・いわんや一般人民においてをやです。
・ですから発作的に変なことを言っても、そう恥ずかしいことはない。
とにかく精神病は、人ばかりではないので、自分でもおかしいところがあると思ったら、自分で浄霊するのです。
・精神病で暴れるのは触らせませんから、そういうのは遠くからで良いですから、遠くからやるのです。それでもだいぶ違います。
・額も肝腎。延髄の血管が圧迫されていると、ここの血液が前頭部に行きますから、前頭部から浄霊する必要があります。
・延髄、淋巴腺、前頭部、頭の中心という順序でやれば必ずなおります。

自己浄霊の御教えを検索していたら、今まで学んできた精神病関係の浄霊の仕方というのも出てきたので、ブログにもアップさせてもらったところです。

それと、昭和28年の御教えですけども、
御講話(S28年4月17日)
『御教え集』21号、昭和28年5月15日
・女の、特に頭に関した病気
・ヒステリーとか憂鬱症とか怒りっぽいとかいろいろある。
・下の方に非常に関係がある。
・それで女のいろいろな病気で、浄霊しても効かない時はお臍の下のあそこを浄霊するのです。 そうすると頭がなおるのです。
・ちょっと離れて良いのですから、そうしてやると頭が軽くなります。
・それから性格も非常に良くなります。
・だから夫婦喧嘩などを減らすにはもっとも良い。夫婦喧嘩治療法です。
・これは所が所ですから、あまり言えないのです。
・しかし女はあんがいここに病気が多いのです。
・なぜというと薬毒がだんだん下がって行きます。
・そうすると女のここに薬毒が溜まって、それが原因になるのが非常に多いのです。
・結婚を嫌う娘さんはここに非常に原因があるのです。
・結婚を嫌がるのはなぜだろうと思いますが、それはみんなここに原因があるのです。
(みんなというのは言い過ぎかもしれないですけどね‥)
・結婚を嫌う娘の一番の原因は膣痙攣です。
・これはちょっと触っても飛び上がるほど痛いのです。
・薬毒にもよりますが、多く消毒薬が下がって行って粘膜に溜まる。
・結婚の晩に逃げたりするのがありますが、これは浄霊ならなおる。
・後頭部にある毒は肛門の方に行くから下痢などは後頭部の毒です。
・それから前頭部の毒は女の人の陰部に集合する。
・前頭部の痛い女の人は、前頭部だけの浄霊ではいけない。
・やはり前頭部とここで天地になっているので、おもしろいものです。
・大体あらゆる薬毒は女はここに溜まるということを知っていれば良い。
・ですからそういう人は自分で浄霊すれば良いのです。
・そうするとずっと違います。
・だからこの浄霊法は自分でもできるから非常に便利です。
・痔も後頭部の毒ですから、痔だけをやってもなおらないので、後頭部をやらなければならないのです。

それから、息切れ。
息切れが腰に関係があるということは、気がつきませんが、自分でもそうですが、少し足が具合の悪い時は、尾てい骨の付近をやると非常に足が軽くなります。

話がずれたようにも思いますけども、“自己浄霊”について調べていて、そういう御教えを紹介させて頂きました。
元に戻って、

◎第三次戦争が起こったとしても限られたる時と限られたる地域で済む、ということが出ておりまして、
『よしんば第三次戦争が起ったとしても限られたる時と、限られたる地域で済むからである。』と書かれています。
研究者の中には第三次世界大戦があるかないかということを論議しております。
〝民族の独立とか植民地が独立していくのが第三次戦争なのだ″という解釈をしておいた方が我々としては良いのではないかと思います。

これはメシヤ講座三重からの話です。
そして、
◎『曇りの発生源』とは
『病気の原因は霊の曇りが根本で、曇りの発生源は、人間の罪と薬毒の二つであるばかりではなく、実は此(この)外に今一つの重要な原因がある。それは農作物に施す肥料であって、原始時代は知らないが、相当古い時代から使ってゐた事は想像出来る。』

罪と薬毒と肥料。肥料を取り上げておられます。

現代の平成26年は肥料ばかりでなく食品添加物および生活上の化学物質ですね。これが人間の病気を形成していくのです。今はメシヤ様の御在世当時よりももっと取り組まなければいけないことが増えているというわけです。ということでこの曇りの発生源という箇所に真っ赤に印をつけておいてください。その中の一つ一つを解決していくことが〝私たちの取り組みなのだ″ということを確認しておいていただきたいと思います。

このようにメシヤ講座で御教導賜っております。

話は変わりますが、先日新聞に、“乳がんの2割が思春期に起源がある”と京大等が発表したとありました。
女性に最も多い乳がんでその約2割を占めるタイプでは、がんの起源となる遺伝子変異を起こした細胞が最初にできたのは患者の思春期前後だったと。
起源となる変異がいつごろ起き、どのような経過をたどるかということを研究しているチームがあって、ゲノム解析とかで調べた結果、乳がんの約2割で見られる特徴的な変異が平均10.6歳のときに起きていた。変異の起きた細胞は月経の開始で乳腺が発達するのに伴って増殖して広がり、新たな変異も蓄積。30歳前後までにがん細胞になる一歩手前の細胞が複数できていたと推定された。患者は41~48歳のときに乳がんと診断された。
研究チームの京大教授によると、「がんの起源となる変異があっても正常なままの細胞もあり、そのなぞを解くのが今後の課題だ」ということです。
まだまだ謎なんですね。唯物医学の方では、こういうことが出ると、早期診断や予防の手掛かりとなると期待される研究成果だという風に持って行くわけですね。
では、私達はこういう事を読んだら、小さな頃から浄霊をしていけばいいとか、もっと遡れば胎児から、親から、先祖からと考えていくのが根本。昔からの事、その時代に原因があったということですから。一生懸命仕組みを調べてそういう事が分かってきたんだけども、昔から言われてますよね、胎児のときから浄霊とかいう話は。
それで、今学んだ病の根本というのは罪・薬毒・肥料であるわけですから、食事をとったら、母親→母乳→乳児といくわけですから、親の食事が大事になってきます。

BSプレミアム ヒューマニエンスで 「“乳” 進化する神秘の液体」 という番組がありました。
哺乳類にとって重要な母乳ということで、
・母乳の原料は血液。赤血球が除去されているので赤くない。
・成分は水分に脂質、タンパク質、糖質の三大栄養素が含まれ、乳児にとっては完全栄養食品。
・この母乳は、哺乳類でも種によってかなり成分が異なる。
・白熊を人工飼育した時、人工ミルクがないためにかなり苦戦。
・最初はアザラシなどに使われる人工乳を使用したが身体に合わず下痢をしたので、様々なものを組み合わせて10日後にようやく上手くいくものにたどり着いた。
・乳の成分は生育環境で違う。
アザラシの乳は脂肪分が多くてかなりドロドロ
シマウマは水分が多い、かなりサラサラ
これは極地で暮らすアザラシは脂肪分が必要だから。
アフリカで暮らすシマウマは乳で水分補給する
・ヒトの乳の場合は糖質が多い、脳の発達のためにミルクオリゴ糖が必要なため。
・ちなみにこれ(ミルクオリゴ糖)を子豚に与えたところ脳の海馬や脳梁の面積が増加したという報告がある。
 
乳とコミュニケーション
・赤ちゃんはただ乳を飲んでいるだけでない。
・乳には母親が食べたものの成分が反映し、常にその内容が変わっている。
・母親がニンニクを食べるとその成分は母乳に出ている。
・赤ちゃんがそれを嫌うかと言えば、逆に吸い付きがよかった。
・日頃との変化を好ましく捉えている。
・赤ちゃんは授乳を通じて昼夜の区別も学んでいく。
・乳の中のメラトニンの変化を感じている。
・赤ちゃんは乳を通して世界を学んでいる。
 
乳の進化
・哺乳類の祖先に近いハリモグラは、卵で生まれた子供は母親の肌に貼り付く。
そこで肌のミルクパッチと呼ばれる穴から分泌された液をなめている。
これはそもそも汗だった。(だんだん進化して、汗が乳に変化してくるわけですね。)
そもそも我々の祖先はこの汗を栄養補給でなくて卵を乾燥から守るために使用していた。
その後、これが乳に進化した。
・母乳の重要な役割としては免疫を与えること。
・しかし乳腺細胞にはそもそも免疫機能はない。
・だから授乳中の母親は腸管などから免疫細胞を借りて(血液などを通して移動する)抗体などを乳に加える。
 
母親は人間の体を作っているわけです。足りないから腸から借りてきて。すごくないですか?

乳は言語能力と関係する
・ヒトの赤ちゃんは1年ほどで離乳するが、この頃から言葉が発達する。
・ヒトの離乳は他の哺乳類と比べると離乳が極端に短い。(哺乳類は4年とか5年らしいです。人が一番短い)
・赤ちゃんの口の奥の構造は乳を飲みながら呼吸が出来るようになっているが、ヒトは成長すると共に舌が分厚くなるので、呼吸しながら飲むことが出来なくなる。
・だからヒトは授乳期間が短くなった。
・授乳が短ければ言葉が早くなるというような報告もあるが、ただ授乳が長かったから言葉が遅れるというものでもない。
・授乳をすることで母親にも高まる能力がある。
・それは笑顔を見極める能力であり、オキシトシンの影響だと考えられる。
・これは母親が育児に協力してくれる者を見つけることに影響しているのでは・・・
・まだ母乳には我々が理解していない成分が含まれているのではとの話だが、だからこそなるべく子供は母乳で育てた方が良いと言う話がある。
 
・・・メラトニン。赤ちゃんは母乳を通して環境を感じ取っているということで、メラトニンによって昼夜の感覚を持つようになる。
メラトニンは頭の松果体から分泌されるホルモンです。下等動物から人になって、季節のリズムとか、日の明るい暗いとか、リズムの調節作用があるそうです。
明るい光によってメラトニンの分泌は抑制される。体内時計と環境の両方から影響を受けている。

参加者
幸福感。幸せとかだったらメラトニンが沢山出る。

三救責任者
そうそう。
それで、メラトニンとオキシトシンの話が気になって、前にも紹介した脳科学者の中野信子さん・・。
脳科学者・中野信子氏が、最新刊『シャーデンフロイデ』で、バッシングに「快楽」を覚える人間の脳の仕組みを、徹底的に解剖。
 
他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感
「他人の不幸で今日も飯がうまい」の略で「メシウマ」というネットスラングがあります。
成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾して喜びに浸る、この感情のことを、脳科学・心理学の世界では「シャーデンフロイデ」と呼ばれています。この単語はドイツ語で、Schadenfreudeと綴ります。Freudeは喜び、Schadenは損害、毒、という意味です。
これらは、ある種の週刊誌の売り上げを下支えする感情、といってもいいかもしれません。
「最近目立っているあの人」に対し、「あの点をこうすればいいのに」「どこがいいの」「上から目線で気に入らないんだよね」などという形で"検出"が行われ、「ちょっと痛い目に遭えばいいのに」「コメント欄で炎上させてやれ」「ツイッターで攻撃してやれ」「どうもへこんでいるらしい」「いい気味だ」というように、"排除"が実行されていきます。
いわゆるバッシングですが、この犠牲になった人の例はいくらでも挙げられるでしょう。
実はこのバッシングにつながる一連の行動原理は「オキシトシン」という脳内物質と、深い関わりを持っています。
 オキシトシンは、愛情ホルモン、幸せホルモンなどと俗に呼ばれて、基本的には人間に良い影響を与える物質と考えられています。
オキシトシンは、1906年に、ヘンリー・デールという人が発見しました。ちょっと変わった名前ですが、その由来は「迅速な出産」という意味のギリシア語からきています。脳下垂体をすりつぶした汁が、陣痛を引き起こすことを発見したデールは、この汁の中に、出産を速める物質が含まれているに違いないと考えて、その名前をオキシトンと名付けたのです。
オキシトシンは、出産や授乳に関わるホルモンではありますが、メスまたは女性の体内でだけ分泌されるわけではありません。オスまたは男性の脳内にもオキシトシンは存在し、神経伝達物質として、さまざまな働きをします。
たしかに、オキシトシンは、女性ホルモンであるエストロゲンによって増幅され、一般的に女性的なものとされる包容力であるとか、協調性、人と仲良くなることを好む傾向、養育者としての適性といった性質が、強く現れるようになります。
しかし、男性にもこうした性質を強く持つ人は増えてきています。そう感じる人はたくさんいるでしょう。何なら、こうした傾向を持つ男性を"オキシトシン男子"と名付けてもよいくらいかもしれません。
戦う力や性欲、恋愛に対する強い情熱、そして稼ぐ力はそう高くはないけれど、人の話をよく聞き、なごやかで、やさしい。あまり他の女性に目移りすることもなく、貞操をまもる。一緒にいるとほのぼのとして、落ち着く。
オキシトシンの分泌量の多さは、肌のきめ、髪のツヤ、見た目のかわいらしさにも反映されます。むしろ、近年のトレンドとしては、こういう男性のほうが女性から人気があり、モテる、という現象が顕著になってきているのではないでしょうか。
シャーデンフロイデは「妬み」感情と不可分なもの
さて、それではなぜ「愛と絆のホルモン」「幸せホルモン」という好ましい俗称で呼ばれるこの脳内物質が、シャーデンフロイデなどといういやらしい、持っているだけで恥ずかしくなるような感情を、同時に強めてしまうのか。  
実は「人と人とのつながりを強めるのが、オキシトシンの本質的な働きである」と考えると説明がつくのです。
専門的な表現を使うと「愛着を形成する」という言い方をしますが、誰かとの間に情緒的な特別な絆ができるとき、脳ではオキシトシンがその回路を形作るのに一役買っています。
裏を返せば、人と人とのつながりが切れてしまいそうになると、オキシトシンが「私から離れないで」「私たちの共同体を壊さないで」「私たちの絆を断ち切ろうとすることは、許さない」という感情を促進させ、関係性が切れるのを阻止しようとするのです。
当然、男女の恋愛にも大きく影響します。友人や会社の仲間、地域共同体など、グループの関係も同様です。
 
色々なものには善の面と悪の面があるということです。
これはオキシトシンという物質に着目して脳科学者が考えたことではありますけども、私達は霊と体ということで考えていかないといけないので、母乳というものの中には、親が食べたものから出てくるということですので・・。

参加者
感情も一緒に含まれるって。

参加者
感情も? なるほど・・。

三救責任者
そうそう。だから、幸せ。福。
日本最強の乳母と言えば誰ですか?

参加者
春日局。

三救責任者
そうそう。日本最強の乳母ですよ。
日本史上最も有名な乳母と言えば・・乳からの話でヒットしたんですけど。
日本史上もっとも有名な乳母といえば、三代将軍徳川家光(いえみつ)の乳母春日局。
嫡男の家光よりも弟の忠長(ただなが)を将軍にしようとする秀忠(ひでただ)と江(ごう)に対して、徳川家康(いえやす)に直訴し、次期将軍は家光であると言質を取った。
宮廷にも上がっているんですね。宮廷には位が高くないと上がらない。公家の養子になって謁見するという。

第11代将軍徳川家斉は生涯で53人の子供をもうけた。そのうち、成人したのが、わずか26人。半分以下である。そのほとんどが、5歳までに亡くなっている。江戸時代には7歳までは神のうちといわれて、乳幼児死亡率が2割とも3割ともされているとはいえ突出している。
どうして、将軍の子どもは、成人しないのか? これは、大奥ならではの子育てに理由があった。
かつてある程度ゆとりのある家では「乳母(めのと/うば)」と呼ばれる子育てを担当する女性が雇われていた。
子どもがむずかってなかなか乳を飲もうとしない場合や、暴れて途中で中断することなどのトラブルが日常茶飯事だったらしいです。つまり、乳を与える者があやすなどしてうまくサポートしてやらなければ、子どもは必要な分だけ乳を摂取することが難しい。だけど、そういうことをしてはいけないというのが大奥だった。抱いてあやすことも禁止されていたというから、子どもたちはいつまでも空腹のままだったのかもしれない。
ということと、もう一つは、おしろい。
現在、おしろい(ファンデーション)は、主に顔に塗っているが、日本では長い間、顔だけでなく、首や背中、胸元にもおしろいを塗っていた。つまり乳房のあたりにもおしろいが塗られていたため、授乳の時に子どもが意図せずおしろいを口にしてしまう可能性が果てしなく高い。おしろいは明治前半まで毒性の高い鉛が使用されていたものが一般的で、一説によると江戸時代から明治時代にかけて多くの役者がおしろいを多用したことにより命を落としたという。
  もちろん、これだけが原因とはいえないが、思うように乳が飲めない上に、毒物にもさらされている大奥の育児環境が、乳幼児死亡率5割強という子どもにとって過酷な結果を導いたのであろう。

こういうものがありました。
お福、春日局って名前はお福だったんですね。
それで、おたふくについて。

孫が耳下腺が腫れて熱を出したということがあって、おたふくの話です。
流行性耳下腺炎というのが正式な名称です。
耳鼻科に電話をしたら、1週間後熱が下がったら受診してと言われたらしいです。小児科の方ではおたふくかぜかも知れないですね、様子を見てね、という話だった。血液検査をすると、抗体が自然に出来ているので大丈夫という話でした。ワクチンは打っていないんですけども、自然獲得したんですね。抗体は自然獲得するんですよということです。
耳が痛いと言っていたけども、寝込むことなく治癒した。

お福からおたふくで‥(笑)

伝染病というのは誘発と捉えて下さいねという話が御教えにあって、そこから先生が話をされていたんだなという事が分かりました。
明日の医術の昭和18年2月5日の中に、再発したりするのはまだ毒素が残存しているためということで、毒素というのが黴菌の食べ物になる。きちんと浄化が行われずに残っていると、再発する。そういうことで、言葉としては伝染という名称ではなくて、誘発という名称が妥当であると。
だから、伝染はしないんですよと。誘発されたんですよと、そういう言霊を使っていきたいと思います。

では、終わらせて頂きます。

司会
以上を持ちまして、8月度月次祭並びに一日祭を終わらせていただきます。
ありがとうございました。

参加者一同
ありがとうございました。 

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