2019年6月20日木曜日

令和元年7月度『覚りの旅』資料

令和元年7月度『覚りの旅』資料
『結論』世界救世教奇蹟集 昭和28年9月10日 『主神様とメシヤ様』 126P
『本教の誕生』世界救世教早わかり 昭和25年11月20日 『主神様とメシヤ様』19P

「初めから学びなおしたい。」というご意見もお聞きし、6月は『世界救世教教義』18Pについても学ばせて頂きました。そこで、7月からは2つのテーマを取り上げてまいります。
繰り返し学ばせて頂くことで、一つでも二つでも霊性の向上が許される機会となりましたなら有難いと思います。

それでは、『結論』世界救世教奇蹟集を拝読させて頂きましょう。『本教の誕生』世界救世教早わかりは、復習でありますので、要点を纏めた資料で進めさせて頂きます。

『結論』

先月は、奇蹟集の『序文』で今回は結論です。
『主神様とメシヤ様』という御神格を求めて編纂された本の序文と結論を学ばせて頂くこと、復習の意味で学ぶ御教えが『世界救世(メシヤ)教教義』と『本教の誕生』であることは、主神様ーメシヤ様ー教義ー開教ー奇蹟の深い関連性を学べと御教示賜っているのだと感じずにはおられません。

1-7-1

栄光88号、昭和26年1月24日
『私はいまだ救世主とは名乗らない、ただ救世的力の発揮をしつつある現在である。』

人としての機関

観音力療病は何故治る乎 新日本医術書 昭和11年2月17日
『無形の神や、偶像的仏体では、この大事業は到底成し得るはずがない。何となれば、今日までの救済はそれであったが為に、ついに今日のごとき地獄的世相を実現して、どうする事も出来ない現状ではないか。故に、真の救済力を発揮するには人としての機関でなければ到底出来得ない事は勿論である。そうして、その機関として選まれたのが、不肖(ふしょう)、仁斎の肉体である事である。私は自称救世主の言葉は嫌であるが、右のごとく説明するより致方がないのである。

再臨のキリスト

本教の誕生 世界救世教早わかり昭和25年11月20日
『最高神とは何ぞやというと、主神(すしん)に外ならないのである。エホバ、ロゴス、ジュース、天帝、無極、再臨のキリスト、メシヤ等の御名によって、各民族各国家の人民が称え来った神である。』
丁度、再臨のキリストの説明させて頂くのに『本教の誕生』から引用することになりました。

美術館出来るまで 栄光160号、昭和27年6月11日
『私のすべては太子の業を、世界的に押拡げたものとみればよく分るであろう。ただ異うところは太子は高貴の階級から出たに反し、私は下賎から出た点で、これも弥勒下生の意味と思えば肯けるはずである。』

奇蹟とは

1-7-2

ここで、奇蹟=救世的福音だと御教え頂きました。
そこで、『救世的』とお話しくださった御教えを調べてみました。

ハワイ日刊新聞「ヘラルド紙」ヘの寄書  栄光88号、昭和26年1月24日
『仏典の要諦も、バイブルの真実も、二千有余年間、幾万の人が努力したとても、未だに真底の秘義を把握出来ないでいる。科学でさえ方程式が有るではないか、故に学者も、政治家も、教育家も、商人も農民も、あらゆる大衆がみて以て、簡明直裁に、天地の真理を把握して、いささかの迷いも生じ得ないという経典こそ、真の救世的、大威力を有(も)ったものである。』
ここでは、メシヤ様の御教え=真の救世的、大威力ということですね。

観音力療病は何故治る乎(か) 新日本医術書昭和11年2月17日
救世的活動を仁斎の肉体を通して行わせられる』

恐怖時代 昭和23年4月28日
『しかしながら、この重大問題は今日極東における一国のみの問題でしかないが、やがては全世界全人類の滅亡の大悲劇の開幕となる事は必至の運命である。しからばこれを免るる方法ありやというに、再三言うがごとく本医術の原理を知って、その対策を講ずる事である。それ以外道はない事を警告するのである。
 嗚呼、救世的私の使命や、まことに大なりというべきである。』

本教の誕生

1-7-3

発光体

悪と守護霊 文明の創造 昭和27年
『良き社会を実現するには、清い魂の持主を増やすより外に道はないのである。そうして本来魂なるものは一種の発光体であって、動物霊はこの光を最も怖れるのである。ところが現代人のほとんどは魂が曇っており、動物霊という御客様はまことに入りいいようになっているから、たちまち人間は躍らせられるので、百鬼夜行(ひゃっきやこう)の社会状態になっているのも当然である。』

教えの光 地上天国40号、昭和27年9月25日
(お伺)
 “空飛ぶ円盤”について、お伺い申し上げさせていただきます。
 空飛ぶ円盤の話題が新聞を賑わしてから一年以上になりますが、まだ正体が分からないらしく、本年八月一日、日本人の実見者の話を総合すると、(イ)水色がかった光のかたまりが、長い尾をひいて南から北に走りアッと思った瞬間二つに割れて消えた。(ロ)大きさは月齢五日くらいで、ダイダイ色の光だ。(ハ)突然青光りするような閃光体が現われ、高さは成層圏ではないかと思われるくらいの高度で、目撃された大きさはレコード盤ぐらいで厚みあり、進行速度はゆるやかで灼熱の発光体からだんだん赤みを帯びて海上の上空に消え去った。と言っております。
 この空飛ぶ円盤はアメリカ上空に多く出没して騒がれているとのことでございます。新兵器という説、そんなものとは考えられないという反説、流星という説、流星ではないという説等々、諸説紛々としております。この正体について御垂示のほどお願い申し上げます。

(御垂示)
 これについては、世間で考えるようなものではない。非常に神秘的なものであるから、いずれ詳しく書いて、栄光に載せるはずである。

発光体=非常に神秘的なもの

と御教え頂いております。そしてこの発光体という事では、『本教の誕生』の『本来魂なるものは一種の発光体であって』と先ほどの『非常に神秘的なもの』以外探せません。

そうすると、メシヤ講座で学ばせて頂いたように、『魂』とか『神魂』ということを示しておられるように思われます。みなさんはどう思われますか?

それで、この『魂』を輝かせていくにはということで、掃除についての話がメシヤ講座で出ています。

メシヤ講座no.188岡山(平成28年10月)
【しかし、汚れる訳ではないのだけれども、毎日御神前の掃除を心掛けるというのはどういうことかというのは、掃除をしようとするとですね、そして掃除をすると埃が取れただけではなくて、その部屋が・・・。昔からよく箒で“掃き清める”という言葉があるように、掃除をするとその場が清まってくるので清らかさを維持していくことが出来る訳ですね。
私達の体も同じ様に、そういう想念で自分の体を取り扱っていけば、絶えず清らかさを保つことができるし、それが結果的に『霊体一致の法則』によって、魂の、発光体としての魂が、さらに発光体として輝き続けるということが出来ますので、そうした想念を絶えず持ってですね、掃除をしていただきたいというふうに思います。】

メシヤ講座no.188出雲(平成28年10月)
『信者は常に魂を磨き』
もう一つは35ページ8行目に、
『本来魂なるものは一種の発光体であって。』
というふうに書かれております。この発光体が光を放っていれば、動物霊である副守護霊が顔を出して来ないので、だから問題を起こすような行動とか言葉も発しないので、問題が起きない訳なのですけれど、この発光体が曇って来ると、動物霊がウーッと顔を出して、好きな事を言ったり、行なったりして来る為に、問題が起きてくる訳なのです。その順序を今少し間違ったという事は、正しい事をやったのだけども、動物霊が未だ前に出ているという事なのです。順序が狂っているという事は・・・。未だ自分の発光体が弱いのだ、と。
だから、“もっともっと、自分の、この魂が輝くようにして行くのだ”という思いを持って、月次祭に来てお参りする時には、神様から『光』をスーッと入れて頂いて、魂が光って行くように、それを月次祭の大目標にして行かないと月次祭に来る意義が・・・。昔ながらの「行かないといけないから、行くわ。」とか、そういう様な程度で行くと、神様から頂く光も『そういう心掛けで来たのだったら、之くらい入れてやるわ。』という感じでしか入れてくれないのではないでしょうか。しかし“発光体を取り戻して、更に光り続ける様な光を頂きに来るのだ”という意気込みで来ると、神様の方も『お前、それだけの意気込みで来るのだったら、ウンと入れてやらないといけないな~。』と思し召す。之が、メシヤ様が『神様にも感情がある。』と仰った理由の一つですので、人間の想念次第だという事です。


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平成29年2月に楳木先生が、まだ刊行していない『観音講座』の※「はしがき」を書き下ろされてより、2年4ケ月もの年月を要しましたが、内部資料として『天恩地惠 創刊春号(観音講座)』(53P)の刊行が令和元年6月15日に許されました。

※「観音講座を現代に学ぶ」はしがき として『天恩地惠 創刊春号(観音講座)』に掲載しております。

今後とも、ニーズをキャッチしつつ実のある『天恩地惠』としてまいりたいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。






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